映画の内容について

 
今回前評判の高い三上監督の最新作「標的の島 風かたか」を上映することが決まりました。
この映画では本土ではほとんど報道されていない、南西諸島で進められている自衛隊の配備に関しても現地の状況が住民の葛藤とともに詳しく描かれています。
三上監督は「辺野古での新基地建設と島しょへの自衛隊配備計画は1セットで見なくてはいけない」と言います。
この作品には、民俗学も専門とする三上監督なので、島のお祭りがこの地に切っても切れないものとして出てきます。
監督は、「島々ではまだ祈りと自然と共同体が手を組んでいる。
その時間、空間で営まれる祭りには、“折れない強さ”が凝縮されている」と述べています。

沖縄では、高江ヘリパッドも強行建設され、抗議活動のリーダー・山城さんは5か月も見せしめのように拘束され、辺野古では埋め立ても始まり、と困難な状況が続いています。
しかし、この映画で、沖縄の抵抗のしたたかさとしなやかさを、そして同時に、自衛隊を単純に否定できない先島諸島の現状の中、おじぃおばぁから「軍隊は住民を守らないという沖縄戦の苦しみ」を聞いている若いお母さんたちが、心から平和を求めて行動を起こす姿も、私たちは目にすることでしょう。

今回のゲストスピーカーには、辺野古で抗議船に乗って抵抗活動をしている若い船長・仲宗根和成さん、そして映画にも出てくる若いお母さん、宮古島の楚南(そなん)有香子さんにも来ていただけることになりました!!
楚南さんは「てぃだぬふぁ(太陽の子という意味)島の子の平和な未来をつくる会」の共同代表をされています。
実際宮古島で何が起きているか、そしてその思いを直接聞くことができる貴重な機会になると思います。


ご存知の方もいると思いますが、「てぃだぬふぁ」のもう一人の代表である宮古島市議の石嶺香織さんがFB上で軍隊による性暴力の懸念を表明したところ、炎上し非難の嵐となり、市議会では「議員辞職勧告」まで出されました。
自衛隊内での性暴力も少なからず起きており、裁判にもなっていますが、これに触れることはタブー化されていることが明らかになったと思います。

にらいかない北杜
森井

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