大浦湾のサンゴ礁

4月に、辺野古新基地建設の現場でもある大浦湾で、サンゴ礁の状況を観測しているダイビングチームレインボーの活動に参加させていただき、念願だった大浦湾の海の中を見ることができました。

大浦湾は5000以上の種と200以上の絶滅危惧種の存在が確認されている、日本だけでなく、世界から見ても貴重な自然が残っている場所です。

スノーケリングで素潜りしただけですが、大浦湾のサンゴ礁の素晴らしさには圧倒されました



理不尽な工事を少しでも遅らせようと、辺野古崎や、土砂運搬船の発着場所の安和の海では毎日のようにカヌーによる阻止行動が行われています。

今回の沖縄滞在中も連日カヌーチームに参加させてもらいましたが、コロナの影響でカヌーメンバーの人数が少ないこともあって、工事は加速度的に進められてしまっています。



その工事が大浦湾の環境に与える影響を観測すること、それもとても大切な活動だと思いました。

辺野古崎のイノーと呼ばれる浅瀬は日々破壊されてしまっていますが、その影響がいつ大浦湾側にも現れてしまうのか、それが心配です。

自然環境は様々な条件が複雑に絡み合って存在しています。

貴重な珊瑚があるなら移植すればいい、そんな簡単なものではないはずです。

環境面から見てもこの理不尽な工事は止めなければならないと、改めて痛感させられました。

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